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原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
チェコの建築家ヤン・レツルの設計監督により広島県物産陳列館として建設されました。広島県立商品陳列所、広島県産業奨励館と改称。
特徴ある緑色のドームによって市民に親しまれました。原爆は、この建物の南東約160メートルの至近距離でさく裂したため、建物は大破・全焼して館内にいた全員が亡くなりました。戦後いつの頃からか原爆ドームと呼ばれるようになりました。
人類史上最初の原子爆弾による被爆の惨禍を伝える歴史の証人として、また、核兵器廃絶と恒久平和を求める誓いのシンボルとして、平成8年(1996年)12月、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。