観光庁による解説文

広島市現代美術館

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広島市現代美術館(広島MOCA)は、市における現代美術表現の主たる場所であり、日本初の現代美術に特化した公立美術館です。1989年にオープンしたこの美術館は、山の中腹にある比治山公園頂上の緑豊かな場所にある印象的な建物内に位置しています。訪問客は、最先端の芸術だけでなく街の景色も一望でき、楽しめるでしょう。建築家 黒川紀章(1934-2007年)の手によるこの建物のデザインは、文明の進化と博物館自身の開拓者精神を仄かしています。中央の円形構造に向かってスロープを上るにつれて、使用される素材は自然物から人工物へ進化しており、建物は周囲と調和しています。

MOCAのプログラムでは、常設コレクションの作品をテーマにした展示と、国内外のアートの最新動向を探るソロやグループでの展示などの多様な特別展の両方が行われています。コレクションを元にした展示では、アンディ・ウォーホル、杉本博司、イヴ・クラインなど世界的アーティストの作品や、広島の被曝体験にインスパイアされた作品が多く展示されています。常設展示の1つは、MOCAの敷地内にあります:岡本 敦生の「Earth Call Hiroshima(地球電話ー広島)」(1996年)では、訪問客にある電話番号に電話をかけるよう促し、そこから丘の中腹に響き渡る自分の声を聞くことができます。また、世界中のどこからでもその電話番号に電話をかけると、広島の「音」を聞くことができるのです。

2023年3月(予定)まで、改修工事のため休館中です。館外活動中のため、詳細はホームページで確認ください。


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