• ローマ法王平和アピール碑

昭和56年(1981年)2月25日に広島を訪れたローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、核兵器廃絶を訴えた「平和アピール」は全世界の人々に多大な感銘を与えました。
このアピールを造形して平和祈念の1つのよりどころとしたのが、この碑です。
上部の抽象彫刻像は、世界中が肩を寄せ合って調和と安定、共存を未来に込めて志向する状態を表し、人類の平和への願いが込められています。


ローマ法王広島訪問の様子(提供 広島市公文書館 明田弘司撮影)


広島を訪れ核兵器廃絶のアピールをするローマ法王ヨハネ・パウロ2世 1981年2月撮影 (提供 朝日新聞)


碑文はローマ法王の行った「平和アピール」の中から選ばれた一節が日英併記で刻まれています。

「戦争は人間のしわざです。
戦争は人間の生命を奪います。
戦争は死そのものです。
過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことです。
ヒロシマを考えることは、核戦争を拒否することです。
ヒロシマを考えることは、平和に対しての責任を取ることです。


碑文

Information

ローマ法王平和アピール碑

  • 住 所
    広島市中区中島町1 広島平和記念資料館東館内
  • 電話番号
    082-241-4004
  • 営業時間
  • アクセス
    広島駅から広島電鉄電車「原爆ドーム前」下車
    もしくは広島駅から広島バス 吉島営業所行き「平和記念公園」下車。
  • 料金
  • 休日
  • バリアフリー
  • MAP
    [map]
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