![多聞院・鐘楼](/archives/001/201806/a8db563cbf49a44138fb6f86d921cb0c.jpg)
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多聞院・鐘楼
![](https://peace-tourism.com/archives/001/201809/287ebd68cb31f7c40d34138287fba570.jpg)
明治時期の多聞院(提供 広島市公文書館)
爆心地から1.75キロメートルの地点にある多聞院は、原爆によって本堂と庫裡が大破し、毘沙門堂や山門も倒壊しました。
鐘樓は屋根と天井が破壊され、柱上などに桁を直角に渡した横木(梁)が裂けましたが倒壊をまねがれて、被爆時そのままに保存しています。
爆心地に最も近い被爆木造建造物として永久保存されます。鐘は戦時中に供出して失われていましたが、1949年(昭和24年)8月5日に被爆地の砂を入れて「平和の鐘」として再鋳し、開眼供養されました。
被爆死没者遺族の心のこもった寄進供養のおかげでした。鐘には"No more Hiroshima"の文字、広島市の上空に現出された観音像、光明真言等が刻まれています。毎日朝8時15分の原爆投下の時を期して、慰霊と平和への祈りをこめて撞き鳴らされています。
![](https://peace-tourism.com/archives/001/201809/079047e0fa2444395fa09077d80f4d80.jpg)
鐘楼
![](https://peace-tourism.com/archives/001/201806/964ef366ad154d9d4298c8129c96e57d.jpg)
爆風で破壊された状態が保存されている天井
![](https://peace-tourism.com/archives/001/201806/cb60d1b98d12008bee198136133ee58d.jpg)
鐘に刻まれた"No more Hiroshima"の文字
Information
多聞院・鐘楼
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- 住 所
- 広島市南区比治山町7-10
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- アクセス
- 広島駅から広島電鉄電車(路面電車)「比治山下」下車徒歩1分
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- 爆心地からの距離
- 1750m
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- MAP
- Google Map上の施設名をタップし、『Googleマップで見る』をタップするとアプリが起動します。