シダレヤナギ(鶴見橋東詰)
  • シダレヤナギ(鶴見橋東詰)(被爆樹木)


鶴見橋東側のたもとに生き残ったシダレヤナギ 1945年9月撮影 (提供 朝日新聞)


鶴見橋東詰には爆心地から1,700mで被爆したシダレヤナギがあります。付近にあった古い橋のたもとで被爆し、1990年に現在の橋をかける時、ここに移植されました。上部を失ったため、頭を下げたような形になっている幹は治療のかいなく枯死しましたが、新しい幹が成長し、大きく枝を広げています。

最初に橋がかけられたのは1880年、東に飛んで行く鶴を見たことから「鶴見橋」と名付けられました。原子爆弾が投下された当時の橋は木製で、熱戦のために燃え上がりましたが人々が懸命に消火しました。そのおかげで橋は残り、大勢の被爆者がその橋を渡って比治山に避難したそうです。


1952年(昭和27年)頃の鶴見橋西詰 (提供 広島市公文書館 明田弘司撮影)


現在の様子


Information

シダレヤナギ(鶴見橋東詰)(被爆樹木)

  • 住 所
    広島市南区比治山本町20(鶴見橋東詰)
  • アクセス
    広島駅前より広島電鉄電車「比治山経由広島港」行きに乗車し、「比治山下」下車すぐ
  • 爆心地からの距離
    1700m
  • MAP
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