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御便殿跡広場
日清戦争(1894~1895年)の勃発により、広島で臨時帝国議会を開院することになり、仮議事堂とともに、天皇の休憩所(御便殿)が設置されました。臨時帝国議会の仮議事堂は1898年に解体されましたが、御便殿については、比治山の北端に移築されました。
御便殿が移築された比治山公園は、戦前から桜の季節には花見客で賑わい、比治山と言えば御便殿と言われるほどになりました。
原爆により御便殿の建物は焼失しました。多くの被爆者が、市街地に燃え広がる炎を逃れ、爆心地から約2kmの距離に位置するこの比治山公園に避難したため、園路や木陰などに死傷者があふれたと言われています。
現在、建物は残されていません。
Information
御便殿跡広場
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- 住 所
- 広島市南区比治山公園
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- アクセス
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- 爆心地からの距離
- 2000
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- MAP