ヒロシマの空白ー街並み再現ー
中国新聞社が紙面で展開、2020年度の新聞協会賞(企画部門)を受賞した特集「ヒロシマの空白 被爆75年」「ヒロシマの空白 ー街並み再現—」と連動するWEBサイト。
被爆前と被爆後の広島市内を捉えた写真をGoogleマップ上に配置し、原爆投下によって奪われた市民の日常と街の風景を現代に伝える。
本サイトでは、紙面では紹介できなかったショットも含めた写真アーカイブを、被爆前・被爆後、地図(マップ&航空写真)・一覧、さらに下記7つのエリアから横断的に閲覧できる。
- ・本通り・紙屋町と周辺
- ・平和記念公園(旧中島地区と周辺)
- ・八丁堀・幟町
- ・本川地区と周辺
- ・基町と周辺
- ・国泰寺地区と周辺
- ・広島駅と周辺
原爆資料館や広島市公文書館をはじめとする公共機関の所蔵資料や個人宅で奇跡的に保存されていたもの、さらには読者からも多くの写真が寄せられている。その総数は、1,000枚を突破。現在も提供写真の募集を呼び掛けている。
市中心部のにぎわいや華やかな情景、家族や友人との思い出が刻まれた貴重なカット、
子どもたちのイキイキとした笑顔・・・かつてそこに確実に息づいていた日常のカケラを
集めることによって、消し去られた街の記憶を呼び起こし、歴史の「空白」を埋めていく。
個人の大切な思い出の1コマが広島の貴重な「資料」となっている。